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みたらしドーナツをいただきました
先日用事で、コロナ後初の県をまたぐ移動をする機会がありました。
せっかく近くまで行ったので、以前から気になっていたお店にも寄ってみましたよ。
【koe donuts】(京都市中京区)2019年
建築家の隈研吾さんのデザインされた空間として話題になっていたカフェです。
天井は竹籠のディスプレイで埋め尽くされています!その数なんと572個
シンプルな壁に落ちる影
成長過程で伐採しなければならなかった京都嵐山の竹たちが使用されているとのことで、
環境への配慮を伝えるものとなっています。
koe donuts公式HPにてブランドコンセプトとして挙げられている
「エシカル(倫理的)への取り組み」というコンセプトが初めはよく分からなかったのですが、
提供されているドーナッツはもちろんのこと空間にも
「地球環境への配慮」を表現するデザインが取り入れられているんですね。
デザインはアートと違って、お客様がいるもの。
だからただの表現ではなく、どうしてその形にしたのか、その色にしたのか、
お客様に受け取っていただく理由が必要
これは学生時代に聞いて印象に残っている考えの一つです。
地球環境などの壮大なテーマではありませんが、
私もものづくりのときには形や素材がどんなことを伝えられるかいつも考えています。
気になる竹籠の取り付け方法もばっちり見てきましたよ!
アーチ形に組んだ筋に、こんな部材を使って固定されています。
これを572個とはなんとも気の遠くなる作業ですね、、、
まだあまり積極的にお出かけはしていないのですが、
様子を見て少しずつ、気になっている建物を訪れてみたいなと思っています。
それでは皆さんもよい週末を!
(タカハラ)